外線転送とは

外線転送は会社にかかってきた電話を登録した担当者の携帯電話や外出先の電話番号へ即座に転送出来る機能です。
後からかけ直したりする手間が省け、業務をスムーズに行うことができます。
また転送は自動でも手動でも行えます。

外部転送の概要

外部からかかってきた電話（外線）を、一時的に「保留」して担当者のデスクにある電話機に繋げる「転送」は、ビジネスフォンにおいてもっとも基本的な機能です。
通常、この「保留」と「転送」は同じ部屋、あるいは同じ建物内で行われていますが、その仕組みを外出中の人に応用したのが外部転送です。
外部転送は人間の手で行われる「手動転送」と、電話帳に登録した電話番号に自動的に転送てくれる「自動転送の２つがあります。

外部手動転送とは

外線手動転送では、外線通話をいったん受けてから転送します。
基本的には、通常の「保留」・「転送」と同じであり、例えば、外出中の人あての電話を受けたとき、その通話をいったん保留にしてから、外出中の人に電話をかけます。
用件を伝えたら電話をかけてきた相手と外出先の人の電話を、会社を介してつなぎます。
通常の保留・転送と違のは、この通話の間、2つの外線を使っていることです。

外部自動転送とは

外線自動転送の場合、事前の設定が必要になります。
外線からの着信があった時点で、電話帳に設定した電話番号にそのまま転送します。
例えば、就業時間後や休日にかかってきた電話を、自宅の電話に自動で転送するようなことが可能となります。
また、この通話は会社にある主装置を介して２つの外線を繋げますが、転送したあとの通話は、一定の時間が経過すると自動的に切断されます。
これにより、外線が長時間ふさがってしまうことを防いでいるのです。