デジタル留守電
HM700Ⅱのデジタル留守電
ビジネフォンに搭載されている留守番機能の種類は、機種やメーカーによって違いがあります。
例えば、サクサの「HM700Ⅱ」の場合、留守番電話機能として、通常の留守番電話(応答録音)に加え「応答専用」「おっかけ転送」「ウィークリー留守電」「ワンショット留守電」の5機能が用意されています。
応答録音とは
簡単に言えば、一般的なイメージの留守番電話です。
かかってきた電話に対して、応答録音メッセージを流して相手のメッセージを録音します。
応答専用とは
かっかてきた電話に対して、応答録音メッセージのみを流し、メッセージは録音しない機能です。
追っかけ転送
事前に携帯電話などを登録しておくことで、留守番電話にメッセージが録音された時に、登録した電話番号に伝言の録音があったことを自動で知らせてくれる機能です。
なお、 通知を受けた後で、携帯電話などから録音された用件を確認することも可能です。
ウィークリー留守電
留守番電話のセットや解除をスケジュールに合わせてタイマー登録することができる機能です。
例えば平日は解除しておいて、日曜日のみにセットするなどなどきめ細かい設定が可能となります。
ワンショット留守電
ワンショット留守電は、他の電話に出ているなどの事情で、かかってきた電話にすぐに出れない時に、ワンタッチの操作で自動応答機能を作動させて用件を録音する機能です。
基本的に普通の留守番電話なのですが、通常はある程度コールしなければ留守電につながらないのに対し、このワンショット留守電は、必要に応じて即座に留守電に繋げるという点で違いがあります。
識別留守番
なお、基本的に通常の家庭用電話においては応答録音メッセージは1つしか使えませんが、ビジネスフォンの場合は複数のメッセージを使い分けることが可能です。
例えば登録したグループごとに異なる留守番応答や外線転送が設定できるのです。
この機能は「識別留守番」と呼ばれることがあります。